[プレスリリース] ミラクル・リナックス様とのOpenStackの運用監視領域での共同検証のご報告

日本仮想化技術、ミラクル・リナックスが、OpenStackの監視環境を共同検証し
複数のZabbix/MIRACLE ZBXサーバとHatoholを活用した監視環境構築手順書を公開

~日本語でのガイドラインとなる情報公開によりOpenStack導入支援を推進~

 

 

日本仮想化技術株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:宮原 徹、以下、VTJ)とミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:児玉 崇、以下、ミラクル・リナックス)は、クラウドサービス事業者などから最も注目を集めているクラウド基盤ソフトウェアの一つである「OpenStack」の監視環境として、運用統合ソフトウェア「Hatohol(はとほる)」とZabbixサーバやMIRACLE ZBXサーバを活用してOpenStack監視環境を構築するための技術資料「MIRACLE ZBX + HatoholによるOpenStack監視環境構築手順書」およびテンプレートを公開しました。

 

OpenStackは、オープンソースで開発されているクラウド環境構築用のソフトウェア群であり、国内外で注目が高まっています。米国では大規模導入事例や技術資料が公表されている一方で、OpenStackの監視環境に関しては情報が充分にないのが現状です。また、日本国内においてもOpenStack普及の敷居が高く、活用事例やOpenStack関連の標準的な日本語資料の他、OpenStackの監視環境に関する技術資料へのニーズが高まっています。このため、OpenStackの導入支援や追加機能の開発を進めているVTJと、OpenStackや様々な運用管理ツールに対応する運用統合ソフト「Hatohol」の開発コミュニティを支援するミラクル・リナックスは、MIRACLE ZBXとHatoholによるOpenStack監視の共同検証を行い、本手順書、およびテンプレートを共同開発しました。

 

このたび公開したのは以下の構築手順書、テンプレートです。

  • MIRACLE ZBX + Hatohol によるOpenStack監視環境構築手順書
  • MIRACLE ZBX・Zabbix用OpenStack監視テンプレート (.xmlおよびスクリプト等)
  • MIRACLE ZBX Server自動構築用 OpenStack Heat定義ファイル (.yaml)
  • Hatohol自動構築用 キックスタート定義ファイル (.ks)

 

今回の監視環境の構築には、VTJが作成、公開している「OpenStack 構築手順書 Icehouse 版*」にしたがって構築されたOpenStack環境が存在していることを前提とします。また、OpenStack環境に生成されるインスタンスがインターネットと通信を行えることが必要です。本手順書に従って、既に構築されているユーザー向けテナント(demo)上にLinuxのインスタンスを2つ起動し、一方はMIRACLE ZBXサーバ、他方をMIRACLE ZBX Agentホストとして自動構築ができます。また、構築したMIRACLE ZBXサーバに、OpenStackを構成する各ノードを監視する機能を追加します。

 

なお、OpenStackを構成する各ノードの監視を行うMIRACLE ZBXサーバは、多数のホストを監視する特性があり、また通常のインスタンスに永続性がない特性があるため、OpenStackインスタンス外に構築することを推奨しています。加えて、ノードcompute1上にOpenStackインスタンスではなく、KVMゲスト環境を起動し、Hatoholサーバとして自動構築します。

 

■ 検証環境

<テナント>

OS:CentOS 6.6

監視ソフト:Zabbix 2.2

<KVMゲスト環境>

OS:CentOS 6.6

 

■ 「MIRACLE ZBX + HatoholによるOpenStack監視環境構築手順書」およびテンプレート ダウンロードページ

http://www.miraclelinux.com/labs/lab07

 

* OpenStack 構築手順書 Icehouse 版 ダウンロードページ

http://enterprisecloud.jp/installguide-openstack/

 

VTJとミラクル・リナックスは、今後もOpenStack活用における課題とその解決法などを検証し、日本語でのガイドラインとなる情報公開によりOpenStack導入支援を推進します。またOpenStackコミュニティやグローバルへの貢献にも活かしてまいります。

 

 

運用統合ソフトウェア「Hatohol(はとほる)」について

「Hatohol」は、システム監視やジョブ管理やインシデント管理、ログ管理など、様々な運用管理ツールのハブとなるツールです。Hatoholはシステム監視ツールの統合機能を持ち、複数のZabbixとNagiosで監視を行っている場合に、それらの蓄積する監視情報を集約して表示する機能を提供します。今後OpenStackやその他のツールにも対応を進めることで、将来的に見込まれる監視規模・拠点の拡大やハイブリッドクラウド環境の監視などの要望に応え、エンタープライズ環境での利用に十分対応できる監視システムを提供します。

https://github.com/project-hatohol/hatohol

 

 

日本仮想化技術株式会社について

日本仮想化技術株式会社は、現在IT業界で最も注目されている技術「仮想化技術」に特化した仮想化技術専門企業です。2006年12月に設立後、昨今のクラウド需要とともにニーズが高まる仮想化技術を活用したソリューションサービスを提供しています。

仮想化技術が今後ITの重要なコアインフラ技術になると確信し、豊富な導入支援実績や開発実績で仮想化技術をしっかりとサポートします。

OpenStackの導入支援サービスを提供しており、日本語で記述された導入手順書を無償で公開するほか、定期的にOpenStackの最新情報を発信するセミナーを開催しており、日本国内におけるOpenStackの普及に努めています。また、自社で開発したOpenStack環境で物理(ベアメタル)サーバを利用可能とするnova-baremetalはOpenStack本体にマージされ、現在ではOpenStack Ironicとして開発が続けられています。

 

 

ミラクル・リナックス株式会社について

ミラクル・リナックスは、2000年6月にLinuxサーバビジネスを主軸として創業し、一貫して信頼性、安定性、品質を重視したLinuxサーバOSを提供し続けています。近年では、従来のサーバビジネスに留まらず、企業向け統合監視ツールMIRACLE ZBXのビジネスを始め、オープンソース・アプリケーションの開発、サポートにも取り組んでいます。カーネル技術を生かして組込み事業にも本格参入し、カーナビゲーション、自動販売機、医療機器、映像配信機器など用途別専用機器向けのEmbedded MIRACLEを提供しています。また、デジタルサイネージ用途に特化したプレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION」を開発し、2010年6月より販売しています。

今後オープンソースの利用が様々な用途に広がっていく中で、それらを下支えするプラットフォームベンダーとして、日本市場だけでなく世界市場に対してもビジネスを拡大していきます。

 

 

 

□■本件に関する報道お問合せ■□

日本仮想化技術株式会社
エンタープライズクラウド事業部 玉置(たまおき)

E-mail:sales@virtualtech.jp

http://virtualtech.jp/contact/

http://enterprisecloud.jp/

ミラクル・リナックス株式会社

事業戦略本部 マーケティングコミュニケーション部 椎名

 Tel:03-6435-4564 E-mail:press@miraclelinux.com

http://www.miraclelinux.com/

 

 

* MIRACLE LINUXの名称およびロゴ、MIRACLE ZBXは、ミラクル・リナックス株式会社の登録商標です。

* Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。

* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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