OpenStack最新情報セミナー(2014年12月)

『OpenStack管理者入門 運用管理編』&『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』

クラウドOSとしてのOpenStackが注目されています。IBMやHPといった米国大手ソフトウェアベンダーからの発表が相次ぎ、PayPalやCiscoでの大規模導入事例も公表されています。一方で、国内に視点を移してみると活用事例が乏しいのが現状です。

日本仮想化技術株式会社はOpenStackの導入支援や追加機能の開発を先行して進めてまいりました。本セミナーでは先行プロジェクトの中で得た気づきやノウハウをお話しいたします。

今回は昼の部と夜の部の2部構成でセミナーを企画しました。昼の部は『OpenStack管理者入門 運用管理編』、夜の部は『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』です。

お忙しい時期かと思いますが、ご参加いただき、これからの皆様のビジネスにお役立てできれば幸いです。

開催概要
セミナー名:「OpenStack最新情報セミナー『OpenStack管理者入門 運用管理編』&『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』」
日時:2014年12月3日(水) 昼の部 15時00分〜18時00分(受付14時30分より)
日時:2014年12月3日(水) 夜の部 19時00分〜20時30分(受付18時30分より)
会場:ダイヤモンド社 石山記念ホール
東京都渋谷区渋谷1-1-8 青山ダイヤモンドビル9階(地図)
費用:無料
定員:100名(昼の部70名、夜の部70名)
対象:OpenStackに興味・関心のある方

主催:日本仮想化技術株式会社
共催:ミラクル・リナックス株式会社ジュニパーネットワークス株式会社株式会社びぎねっと

セミナープログラム 昼の部 『OpenStack管理者入門 運用管理編』

15:00-15:50
OpenStack管理者入門
講師:宮原 徹(日本仮想化技術株式会社 代表取締役兼CEO)

OpenStack環境の構築が終わったら、利用者が活用できるように様々な管理作業を行う必要があります。本セミナーでは、OpenStack管理者として最初に行うべきいくつかの作業について、デモを交えて解説します。

  • – OSイメージの管理
  • – ユーザー、テナントの管理
  • – ネットワークの管理
  • – コンピュートノードの追加

※本セミナーは『OpenStack環境構築手順書 Havana版』に従って構築したOpenStack環境の管理を想定しています。

16:00-16:50
OpenStack運用管理最前線
講師:林 勝賢(ミラクル・リナックス株式会社 事業戦略本部 マーケティング部)

11月にパリで開催されたOpenStack Summitでの最新情報を運用管理の側面からご紹介します。
また、Tech Talkでミラクル・リナックスが発表した次世代のOpenStack監視の手法をご紹介します。

17:00-17:50
OpenStack Neutronの機能概要
講師:中嶋 大輔(ジュニパーネットワーク株式会社 サービスプロバイダー技術本部)

OpenStackのネットワークを制御するNeutronの動作概要とJunoでアップデートされたDVR (Distributed Virtual Routing)、L3 HA support、IPv6 subnet modesの解説を行います。
また、プラグインの一つのオープンソースコントローラOpenContrailの紹介とサービス適用事例をご紹介します。

※セミナー時間は目安であり、当日の進行等によって変更になる場合があります。
※セミナーの開催時間は3時間ですが、1時間に5分程度の休憩を取ることを想定しております。
※昼の部と夜の部の間で時間が空いておりますが、会場は解放しておりますのでそのままお使いいただけます。電源タップをいくつか用意してお待ちしております。
※Ustreamでの動画配信を予定しております。

セミナープログラム 夜の部 『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』

19:00-19:30
サイバーエージェント様 導入事例:OpenStack Fast Track – 若葉マークStackerのStacker教習所
講師:長谷川 誠様、田上 亮様(株式会社サイバーエージェント アドテク本部)

既にバズワードとしては一定の地位を確立した感のあるOpenStackですが、一方で何となく導入を敬遠されている方も少なくないかと思います。

本セッションでは、自社でのOpenStackの導入に際してどのような設計をし、どのような運用を行っているかを皆様に共有させて戴きます。具体的には、

  • – クラウド全体の設計
  • – 各コンポーネントの冗長化
  • – 自動化(CI/CD)

といった点を中心にお話をさせて戴きます。

OpenStackの導入を敬遠されている方に、具体的なOpenStackの導入事例を共有させて戴く事により、Stackerとして初めての一歩を踏み出すための一助となれば幸いです。

19:30-19:45 Q&A

19:45-20:15
NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design and Operation of OpenStack Cloud on 100 Physical Servers (NTT DOCOMO)」

先日パリで開催したOpenStack Summit 2014 Parisで講演した内容を日本語でお伝えいたします。

You will face many problems when you start designing your OpenStack Cloud because of a lack of full design architecture information. For example, there are many Neutron plugins, but it is difficult to choose the best plugin and its configuration to get a high throughput of a Virtual Machine (VM) and achieve a High Availability (HA) of L3 Agent. Also, we couldn’t find information for how much computing resource (CPU, Memory and HDD) is required for management and operation servers (e.g. API, RabbitMQ, MySQL and Monitoring etc.).

We built OpenStack Icehouse Cloud on 100 physical servers (1600 physical cores) without using commecial software, and did several performance and long-run tests to address these problems.

In this talk, we will present performance comparison of Neutron ML2 plugin implementations (Open vSwitch and Linux Bridge), tunnelling protocols (GRE and VXLAN) and physical network configurations (Network Interface Bonding and Server Side Equal Cost Multi Path) to achieve 10Gbps at a VM, and the L3 Agent HA we implemented. Also, we will present how much computing resource we used and each server loads to operate the cloud. Finaly, we will share our Ansible Based OpenStack deployment and management tool.

Key topics include:

– Performance comparison of OSS Neutron ML2 plugins (Open vSwitch and Linux Bridge) and tunneling protocols (GRE and VXLAN)
– Performance comparision of redundant network configurations (Network Interface Bonding and Server Side Equal Cost Multi Path)
– HA of L3 Agent (ACT/STBY) we implemented
– Ansible based deployment/operation tools
– Items we must watch for OpenStack operation
– Hardware specifications and resources we used to operate the Cloud

We will share a full design architecture and hardware sizing information for a large scale cloud and prove OSS based Neutron can handle a hundred servers.

20:15-20:30 Q&A

※セミナー時間は目安であり、当日の進行等によって変更になる場合があります。
※昼の部と夜の部の間で時間が空いておりますが、会場は解放しておりますのでそのままお使いいただけます。電源タップをいくつか用意してお待ちしております。
※Ustreamでの動画配信を予定しております。

申込方法

以下の申し込みフォームよりお申込みください。
※セミナーキャンセル予約申込手続きメールを送付いたします。
※申し込み多数の場合には次回のセミナーへのご案内とさせていただくことをあらかじめご了承ください。

お申し込みフロー


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前日13:00までにセミナー参加/不参加メールを送付(日本仮想化技術)

当日セミナー参加(セミナー参加メールを受け取ったお客様)

セミナーキャンセル予約申し込み手続き


申し込みを締め切りました。ご興味を持っていただきましてありがとうございました。
UStreamでの配信を予定しておりますので、オンラインで視聴ください。

セミナー資料

15:00-15:50
OpenStack管理者入門
講師:宮原 徹(日本仮想化技術株式会社 代表取締役兼CEO)

OpenStack環境の構築が終わったら、利用者が活用できるように様々な管理作業を行う必要があります。本セミナーでは、OpenStack管理者として最初に行うべきいくつかの作業について、デモを交えて解説します。

– OSイメージの管理
– ユーザー、テナントの管理
– ネットワークの管理
– コンピュートノードの追加
※本セミナーは『OpenStack環境構築手順書 Havana版』に従って構築したOpenStack環境の管理を想定しています。

16:00-16:50
OpenStack運用管理最前線
講師:林 勝賢(ミラクル・リナックス株式会社 事業戦略本部 マーケティング部)

11月にパリで開催されたOpenStack Summitでの最新情報を運用管理の側面からご紹介します。
また、Tech Talkでミラクル・リナックスが発表した次世代のOpenStack監視の手法をご紹介します。

17:00-17:50
OpenStack Neutronの機能概要
講師:中嶋 大輔(ジュニパーネットワーク株式会社 サービスプロバイダー技術本部)

OpenStackのネットワークを制御するNeutronの動作概要とJunoでアップデートされたDVR (Distributed Virtual Routing)、L3 HA support、IPv6 subnet modesの解説を行います。
また、プラグインの一つのオープンソースコントローラOpenContrailの紹介とサービス適用事例をご紹介します。

19:00-19:30
サイバーエージェント様 導入事例:OpenStack Fast Track – 若葉マークStackerのStacker教習所
講師:長谷川 誠様、田上 亮様(株式会社サイバーエージェント アドテク本部)

既にバズワードとしては一定の地位を確立した感のあるOpenStackですが、一方で何となく導入を敬遠されている方も少なくないかと思います。

本セッションでは、自社でのOpenStackの導入に際してどのような設計をし、どのような運用を行っているかを皆様に共有させて戴きます。具体的には、

– クラウド全体の設計
– 各コンポーネントの冗長化
– 自動化(CI/CD)
といった点を中心にお話をさせて戴きます。

OpenStackの導入を敬遠されている方に、具体的なOpenStackの導入事例を共有させて戴く事により、Stackerとして初めての一歩を踏み出すための一助となれば幸いで

動画配信

Ustreramチャンネル「OpenStack最新情報セミナー」で公開予定です。

その他

キャンセルに関して

ご参加出来なくなった場合には、セミナー事務局 (seminar[at]VirtualTech.jp)までご連絡ください。
【[at]を@に変えてお送りください】

お問合せ

日本仮想化技術株式会社(VTJ) セミナー事務局 : Eメール (seminar[at]VirtualTech.jp)
【[at]を@に変えてお送りください】